ベランダ菜園 葉唐辛子栽培

ベランダ菜園のポイント

 

 

唐辛子の栽培はスペースに余裕が無いベランダ菜園でも充分に可能です。ただし、ベランダという状況ならではのポイントや諸注意もあります。

 

 

まずは複数栽培する時のレイアウトですが、立体的なレイアウトにして太陽の光と通気性を確保するのがコツです。

 

 

野菜が元気に育つには、当然ながら太陽の光を多く取り入れるための工夫が必要となります。まずはベランダ内のベストポジション(日当たりや風通し)を見つけて栽培レイアウトをします。特にスペースが限られたベランダですから、高さのあるラックなどで空間を縦に活用するのも効果的です。これで栽培面積が広がり、光と通気性の確保も両立できます。

 

 

中段に支柱を立てれば、日当たりを好む唐辛子などの野菜コーナーには最適です。床材ですが、コンクリートそのままの床材は照り返しや冷え込みの悪影響があるので、ウッドパネル、スノコなどを敷いて和らげるのがいいでしょう。

 

 

ベランダ菜園に必要な基本道具としては、スコップ、じょうろをまず揃え、鉢やプランターは、育てたい野菜のサイズに合わせて選びます。唐辛子なら中以上がいいでしょう。

 

 

鉢底石を入れるネットは、台所用の水切りネットを代用してもOKです。植え付け前には鉢底石を敷いて根腐れを予防します。ネットに鉢底石を入れて鉢の底に敷くのですが、これは鉢の中の通気性にも効果があります。その上に培養土を鉢の8分目程度まで入れて、手で押さえ、へこむ部分には土を足してください。

 

 

水やりの基本は早朝、土が乾燥していたら、口の細いじょうろでたっぷりと与えるようにします。この時土がかなり乾燥していたら、鉢底から水が流れ出るまで与えるのが目安となります。長時間光合成ができるように早朝に行うのがポイントです。