ベランダ菜園 葉唐辛子栽培

葉唐辛子の魅力

 

 

葉唐辛子とは、夏から秋口にかけての収穫時期において、小さい唐辛子の鞘をつけたままの葉ごとを収穫したもののことです。

 

 

唐辛子の葉は鞘レベルではありませんがやはり若干辛いのが特徴で、昔から佃煮にしたり、油で炒めたりして、ご飯と混ぜて食べられています。この美味しさにファンも多く、八房や伏見辛などの品種が葉唐辛子としてよく出荷されているようです。

 

 

普通の鞘の唐辛子はダイエットなどに効果のあるとされて注目されていますが、実際に唐辛子の鞘部分をたくさん食べるのは無理があります。しかし葉唐辛子として調理すれば、結構多くの量を食べることができるものです。

 

 

更に唐辛子の葉の部分には、鞘の部分には含まれていない、ビタミンC、ミネラル分(鉄・カリウム・カルシウム)が豊富に含まれているのも特徴となっています。

 

 

葉唐辛子の佃煮は、葉唐辛子から葉と鞘の部分を手で摘みながら鍋で茹で、その後に水でさらしたものをよく絞って細かく刻みます。これをフライパンや鍋にゴマ油を入れて、砂糖、酒、味噌を好みで入れて、かき回しながら炒めるのが一般的なレシピです。

 

 

最近、コンビニでは、葉唐辛子と野沢菜のおむすびも販売されており、ほど良い辛味が食欲を増すことで評判になっています。このように唐辛子の栽培もさることながら、葉唐辛子についても充分魅力のある栽培が楽しめると思います。