ベランダ菜園 葉唐辛子栽培

唐辛子の栽培を応用する

 

 

葉唐辛子は前項でも述べたように夏から秋口にかけての収穫時期に、小さい唐辛子の鞘をつけたままの葉ごとを収穫した状態のことですが、唐辛子はあまり複雑な手入れも不要で、比較的簡単に栽培できる野菜なので、初心者にもお勧めです。

 

 

また、栽培スペースをあまり必要とはしていないので、ベランダ菜園(ベランダ栽培)にも最適となります。

 

 

更に唐辛子の栽培を経験しておくと応用も効きます。それは、ピーマン・シシトウ・パプリカなどの野菜も唐辛子の一種だということで、従って唐辛子の育て方をマスターしておけば、ピーマンやシシトウの栽培にも応用できるわけです。

 

 

このように応用範囲が広いのも唐辛子の魅力ということで、青いうちに収穫すれば青唐辛子として夏場の暑い盛りの薬味に使えますし、赤くなるまで完熟させてから乾燥させれば調味料のお馴染みの定番になります。

 

 

ハロウィンやクリスマスの飾りに利用している人も大勢います。そして葉唐辛子として美味しいおかずにもなるわけです。

 

 

苗を植えるのは5月からがいいとしていますが、これはナスやトマトと同じナス科で南アメリカの熱帯地帯が原産ということで、暑い気候を好むからです。日当たりが良く乾燥した気候も栽培には最適で、できるだけそのような場所を選んで植えつけるようにしてください。

 

 

つまり、屋上やベランダのように、日当たりが過剰だったり、乾燥しやすくて本来は植物を栽培しづらいとされている場所でも、充分に栽培が可能ということなのです。